Commelina africana L.
コメリナ アフリカーナ


アフリカ大陸、マダガスカル島、アラビア半島の森林・サバンナ・草原に広く分布する多年草。 青色系の花が多いツユクサ属の中では珍しい黄色(まれにオレンジ色・クリームホワイト色)の花弁をもつ種で、一度見たら忘れられない美しいツユクサです。 現地では調理して食べたり、不妊症などに効能がある薬草として使われたり、家畜の飼料としたりするそうです。 寒さには強いようで日本では室内で越冬します。



 1.苞は無毛で先が尖っていて、縁が離れている


 
 2.
葉は披針形


  3. 花の径 約2cm

 4.萼片

 5. 黄色い3枚の花弁
  
 6. 雌しべ 子房の一部に毛が生える
 
 7.下側の.3本の雄しべ
 
 8.上側の3本の仮雄しべ 中央は葯が退化





 9. 苞内の剋タ

 10. 種子


 11. 刮ハ壁に包まれた種子 エンブリオテガが見える

 種子は最大3個できるが、腹側室は不稔の場合がほとんどで、1個しかできないようです



Commelina africana var. villosior (C.B. Clarke) Brenan

Commelina africanaの変種の1つで、葉・葉鞘・苞や刮ハにも毛が生えている。

 1.全体

 2.葉の表裏・葉鞘に毛

 3.苞に毛がある

 4.刮ハに毛がある

      


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